OPT制度、ご存知ですか?Optional Practical Trainingの略で、留学生でもアメリカの大学や専門学校を卒業した後、そのまま滞在して最大1年間、アメリカの企業で働ける、という制度です。以下では詳しいOPT内容についてを紹介します!
基本留学生のアルバイトは禁止されています。学校内の決められたアルバイトのみ可能ですが、アメリカでどこでも働くという事はできません。しかし、このOPT制度を使えば、卒業後でも最大1年間、企業で就職する事ができます。そして、STEMという制度を利用すると、更に2年間延長する事ができます。
OPT期間中であっても、ステイタスは学生ビザとなります。OPT期間が終了次第、速やかに米国から出国しましょう。
基本的にはカレッジや大学等の学士号が得られる大学を修了すれば可能ですが、大学付属のエクステンションの専門コースを修了、サーティフィケート(修了証)取得で申請なども可能です。
STEMでは、条件を満たした場合のみ、延長可能となります。1年間のOPT期間に加え、更に2年間の延長申請ができますので、合計3年間OPTとして働く事が可能です。理工系の専攻である事が条件なので、進学前に、その分野が強い学校であるかを調べる事がポイントです。入学後は必ず学校のスタッフと相談し、STEM申請が可能か相談しながらOPT/ STEMの申請を進めましょう。
就職先が合わない、やはり違う会社で働いてみたい。といった場合、OPTであっても転職はできます!しかし注意が必要です。
OPT期間中、無職でいられる期間は90日と決められています。12か月間のOPT期間中に、1か月間を職探しに費やした場合、就労できる期間は残りの11か月という事になります。無職であった日数期間は、90日間から差し引かれ、残りの日数が減りますので、あまり転職を繰り返すのはお勧めしません。90日以上経っても就職先が見つからなかった場合は、それ以上の滞在は認められません。
いかがでしたか?アメリカで働いたことがあるという経験は、この先自分にとってとても大きな力になるのではないでしょうか。毎年多くの留学生が、OPTを使って経験を積んでいます。学校で勉強し、その過程で自分の進みたい道、究めたい分野を見つけ、OPTで勉強した力を発揮します。大事なのは、在学中からアクティブに活動する事です。学校開催のワークショップには必ず参加し、アドバイザーと常にコンタクトを取りながら、自分の働きたい企業を見つけます。時にはコネクションで企業先が見つかる事もあるので、しっかり自分をアピールしていきましょう!